RISチェックアウトレポート
ADEOS初期チェックアウト期間、ADEOSシステム試験(SYS−I、SYS−II)期間中に測定したRISの反射率を理論値と比較して図1に示す。上のパネルが測定値、下が対応する理論値でそれぞれ、パス毎に時間を横軸として、YAGレーザーの第二高調波の532nm反射率を色で表示している。理論については [1] を参照。
反射光の強度は追尾システムのガイド鏡に取り付けられているICCDカメラの画像の強度(大きさ)から評価し、測地衛星アジサイの反射強度と比較することによって絶対値を求めた。測定値は、追尾誤差や雲などの影響を受けるが、各パスの反射の最大値を比較すると概ね理論値と一致している。

図1 RISの反射率の測定値(上)と理論値(下)の比較
一方、炭酸ガスレーザー(10ミクロン)の反射は、11月13日以降の実験で観測されている。
図2に赤外の送信レーザーパルスとRISによる反射光の受信パルスの一例を示す。信号強度は、赤外検出器の感度、アンプの増幅率から見積もった値とほぼ一致している。

図2 炭酸ガスレーザー送受信パルスの一例
[1] N. Sugimoto and A. Minato, Optical Characteristics of the Retroreflector in Space for the Advanced Earth Observing Satellite, Optical Review 3, No.2, 62-64 (1996).
(Dec. 10, 1996)
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