4. 実験結果 - RISの能動追尾

RISの能動追尾は第二高調波Nd:YAGレーザー(波長532 nm)を用いて行ないました。Figure 4-1(a) に追尾望遠鏡のガイド鏡(口径20 cm)の高感度CCDカメラ(ICCDカメラ)で捉えたRISの反射光の画像を、Figure 4-1(b) に主望遠鏡のクーデ系のICCDカメラの画像を示します。クーデ系のICCDカメラの視野角は約 200 マイクロラジアンです。この画像が画面上の最適な位置にくるように追尾系のバイアスを調整することによって能動追尾を行ないました。これによって、昼 夜ともに 30 マイクロラジアンより高い精度で能動追尾が実現されました。


Fig. 4-1 YAGレーザーのRISによる反射光、 (a) ガイド鏡のICCDカメラの画像
(b) 主望遠鏡のクーデ系の ICCDカメラの画像



5. 実験結果 - RISの光学特性
6. 実験結果 - RISによる分光測定
7. 実験結果 - RISのレーザー測距によるADEOSの軌道決定
8. 今後の展望
9. 成果発表リスト

1. RIS 実験の概要
2. ADEOS搭載RIS
3. RIS実験地上システム

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