植松先生からのメッセージ


From: mitsuo uematsu
Date: Tue, 22 May 2001 08:46:31 +0900
To: Kazuhiko Miura
Subject: Re: from Mirai .... 2118

三浦様
カーボンモニタのTCの時間変化とよくあっているように思います。ただ、カーボンモ ニタのECが多くて、OCがほとんどないときがあるのが興味深い。OCでありながら、 ECのように安定なものがあるのかということですが。

杉本様
 別のエアマスで輸送されているわけでしょうか。それとも重力落下でサルファはそ のまま、ダストは高度を下げていくということ?面白い現象ですよね。下層がサルフ ァで上層が黄砂なら、発生源からの巻き上げが決め手かとも思ったりしますが。

From: mitsuo uematsu
Date: Mon, 21 May 2001 08:51:31 +0900
To: Kazuhiko Miura
Subject: Re: from Mirai .... 2106

三浦様
>6時過ぎ、コンパスデッキで魚を焼いている臭いがする。
>サンプリングタワーの計測に影響が出ている。
メインマストの上部からの換気パイプからでしょうか。普段だと気がつかないのでしょうね。
東京は晴れ、しかし、青空ではありません。
太田さん、大木君はかなり忙しそうな状況かと想像していますが、大丈夫でしょう か。カーボンモニタがおかしいという話ですが。

From: mitsuo uematsu
Date: Fri, 18 May 2001 21:56:37 +0900
To: Kazuhiko Miura
Subject: Re: from Mirai .... 1818

三浦様
 ご苦労様です。やっぱり、鵜野さんのレポートは素敵ですね。あとはあたればいい
のですが。
>  12:30-14:00に2回めの係留気球観測をしました。600mまでの鉛直分布と
>  600mでのインパクタ−サンプリングをしました。濃度分布は一様です。
>  ライダーでも1000m以下で等濃度、その上空で低濃度となっています。
境界層の高さは何メールでしょう。その上まで上げるのは難しいのでしょうか。21日
のヒアリング、準備の時間が雑用でつぶれていきます。CTD観測、その他の観測は大
気観測にマイナスの影響はないでしょうか。太田さんとは6月1日から、契約更新の合
意に達しました。大木君からは連絡なし。うまくいっているのかどうか。まあ三浦さ
んがいるから心配はしていませんが。
19日土曜日、京大笠原さんと打ち合わせ、「かんちゃん」出航、GRLの査読、地球化
学の教科書の章の校正、8月末のシンポジウムの要旨作成、ヒアリングの準備、海の
研究編集委員会、ラドンの島根の吉岡さん訪問、あとどれくらい元気でいられるので
しょうね。

鹿児島大の木下さん、名大の長田さんからのメールです。

>kisei> 最近鹿児島でも黄砂が飛来しました。
>
>乗鞍でも16日に黄砂が飛来していました。
>夕方からの寒冷化と共に>1ミクロン粒子濃度が増加し、
>着霜の後は泥だらけでした。17日朝には粒子濃度が減っ
>ていましたが。

From: mitsuo uematsu
Date: Tue, 15 May 2001 15:48:54 +0900
To: 三浦和彦
Cc: Itsushi Uno , kiyoshi@ori.u-tokyo.ac.jp
Subject: VMAP forecast 0515
三浦様
16日午後には「みらい」周辺海域を雨が通過する予報です。硫酸塩エアロソルはあ まり増えませんが、その後、日本列島を越えてやってくるダストとともに17日未明あ たりから、船でもその変化が期待できます。その発生源のモンゴルを含む13日UTの衛 星画像も送ります。鵜野さんが明日から、見るに見かねて、専門家としてCFORS情報 を流してくださることになりました。
植松

From: mitsuo uematsu
Date: Mon, 14 May 2001 11:56:30 +0900
To: 三浦和彦
Cc: Itsushi Uno , kiyoshi@ori.u-tokyo.ac.jp
Subject: VMAP forecast 0514
三浦様
 さっそく、5月15日には大規模な黄砂がアジア大陸から日本へ運ばれるようなパタ ーンになります。硫酸塩は13日から14日にかけて高い目の濃度のパッチが本州から北 海道へ移動し、2.3日は来ないようです。ただ降水分布予測ですと、台風1号が「みら い」調査海域あたりへ向かうような気配です。16,17日辺りで黄砂が船上でも観測さ れるのか、台風の影響で変化するのか、要注意です。
植松