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トピックス
- 解析、成果発表などについて
- コンタミについて
- 全エアロゾル、ラドンとカーボンの相関について
- 黄砂、エアロゾルの高度分布の層状構造について
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解析、成果発表などについて

6月12日 火曜日。三浦さんから。
鵜野様
グラフありがとうございます。(航路に沿った時系列データ。化学天気予報のページ参照) 先日、エアロゾル学会の予稿をお送りしましたが、 良く合っているのに、ただただ驚きです。
地上データと比較すると、

SO4 vs CNC
16-17日にかけての低濃度の一致
24-25日昼にかけての低濃度の一致
27日午後の低濃度の一致
でも、24日18時から25日6時にかけての高濃度(寒冷前線の通過により、陸起源のエ アマスにかわった)がモデルでは見られません。

radon vs peak counts
モデルでは17日に低濃度になっているが、実測では16日午後から低い。
19日午前の極大の一致
実測では21日の高濃度が見られない
24日の減少の一致。ただし、実測では夕方から高濃度。

dust vs 5um-
直径5um以上の粒子数は18日をピークに20日頃まで高く、dustとほぼ一致。 でもこのdustの大きさはどれくらいですか?

係留気球の鉛直分布(HPに掲載)と比較すると、
18日13時頃、 1.0um以上の粒子が300mより上空で、激減。
19日9時頃、14時とも1000mより上空で、0.3um以上の粒子が減少。
20日6時頃、 800mより上空で0.3um以上の粒子が減少。
でも11時のデータでは1000mまで一定濃度。
26日8時頃、600mをこえると、1umより大きい粒子は減少。小さい粒子が増加。

色々面白そうです。
もしできれば、地上の濃度の時間変化と係留した時間(添付)の鉛直分布が見たいで す。よろしくお願いします。
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コンタミについて

5月24日 木曜日 10:48
藤谷です。PSAP(吸収光度計)とIN(散乱光光度計)の結果を見てみました。22日20時30分あたりでは、散乱係数、吸収係数共に増加し、散乱係数の増加に比べ、吸収係数の増加の方が著しいという結果でした。これは、黒っぽいエアロゾルが存在したということになり、やはり排煙をかぶったものと思われます。
なお、20時20分から40分あたりというブロードなピークは確認できませんでした。
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5月23日 水曜日 10:48
藤谷です。うちのパーティクルカウンター(0.3μm以上の粒子数)でも20:30と20:31にスパイク状の増加がありました。ベースから約20%の増加です。多分排ガスのコンタミではないか???と思いますが、PSAPとINのデータを見てみたら、もっとはっきり分かると思います。ただ、まだデータを取りだしていないので、今しばらくお待ちください。
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5月22日 火曜日 22:00
加藤さん
確かに全粒子数濃度も8:20-40に増加しています。なだらかな変化ですが、20:30に鋭いピークがあるので、コンタミかもしれません。
一度自分が排気したエアマスを通過することはあるでしょうが、現在、風が強いので、どうでしょう。大きい粒子は全く増えていませんね。
皆さんの意見は? (三浦)
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5月22日 火曜日
こんにちは、加藤です。本日(22日)20:30ごろにNOx(だけ。ピンク色)のブロードなピークが見えています。(加藤)
ベンレコの緑の粒子もブロードに増加しています。途中で自分の排気ガスのスパイクが一瞬入っていますが。
以前も何度かNOxだけ増加していることがありましたが、これは自分の排ガスをある程度時間を経てサンプリングしてしまったものなのかもしれません。なぜならいま地形調査(?)のために8の時のように動いているようなので。(しかしあのようにブロードになるのか??)
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全エアロゾル、ラドンとカーボンの相関について

5月23日 水曜日
植松様、先程、太田さんからカーボンモニタのグラフを見せて頂きました。たしかに良く合っていますね。16日のピークは煙突の煙りのようです。煙突からOCもでるのでしょうか。MR99-K4のデータでもECがOCと同じ程度ありました。その時は、2台載せていたのですが、両者の値が合わず、判断に困った覚えがあります。(三浦)
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5月22日 火曜日
(三浦さんの、ラドン濃度(ピーク計数値、Rn,Tn計)、全エアロゾル粒子数濃度(CPC 3022A)について、)カーボンモニタのTCの時間変化とよくあっているように思います。ただ、カーボンモニタのECが多くて、OCがほとんどないときがあるのが興味深い。OCでありながら、 ECのように安定なものがあるのかということですが。(植松)
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黄砂、エアロゾルの高度分布の層状構造について

5月23日 水曜日
すごーい!定性的に合っているような感じです。(杉本)
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5月23日 水曜日
鵜野です。CFORSの計算結果を整理して、dust-fine mode & sulfateのE146, N33での時系列プロットを作りました。 DustとSulfateを比較
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5月22日 火曜日
(ライダーで観測される層状構造について、)ぼやっと混ざった感じのプロファイルではなくて、何か薄い層がいくつかあるという感じです。たぶん別のエアマスなのだろうと思います。天気が悪くなってきて、今は(22日19時)下のエアロゾル層はほとんど見えなくなっています。高度4-5kmに雲がべったりあります。(杉本)
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5月22日 火曜日
(ライダーの黄砂層について、)別のエアマスで輸送されているわけでしょうか。それとも重力落下でサルファはそのまま、ダストは高度を下げていくということ?面白い現象ですよね。下層がサルファで上層が黄砂なら、発生源からの巻き上げが決め手かとも思ったりしますが。(植松)
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5月 21日 月曜日
数日前から、高度4kmくらいまでに薄いエアロゾル層が見えていますしたが、今朝方(21日)、2km-3kmくらいの高度で、偏光解消度が明らかに黄砂と判定される十数パーセントに達しました。その後、偏光解消度は減少傾向。境界層の上から高度4-5kmまでのエアロゾル層は依然続いていて、きっとこれはSulfateです。2波長の解析すればもう少し分ると思います。(杉本)
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5月 21日 月曜日 10:06
21日のライダーデータを見ると、1.5kmから3kmの間に黄砂が来ています。(松井) 5/21 0:00 UTC
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5月 20日 日曜日 18:00
5時〜11時のライダーの結果を見ると、3km付近に薄い層のピークが見られます。良く見ると、昨日も出ていました。黄砂でしょうか? 杉本さん。(三浦)
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5月19日18:00
係留気球の結果、エアロゾル濃度分布は900mまで一様、1000mで減少しています。湿度も急激にさがり、どのようなエアマスか話題になっています。大陸性の乾燥したエアマスと思われますが、ライダーの信号でも粒子濃度はとても低いようです。電顕での分析が楽しみです。
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5月 19日 土曜日 21:28
境界層の中は海塩粒子が多くて、黄砂が多少入っていたとしてもライダーの偏光解消度にはほとんど出てこないのだろうと思います。境界層よりも上に飛んでいれば偏光解消度に出てくると思いますが、今のところ明確に黄砂と思われる層は見えていないようです。 (杉本)
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5月 19日 土曜日 18:00
18日、19日と黄砂の影響としては、KC01の5um-が一時増加した。海洋研のfilter(2日間の積分)の色が黄色い。ラドン濃度は比較的高い(これは黄砂とは直接結びつかない)。がありますが、ライダーの信号はそのような傾向は見られないとの事です。(杉本さん、松井さんコメントお願いします)(三浦)
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